スイス旅行記 (18) --- 1日目(成田〜ミラノ〜ジュネーブ)9

 12時間かけて日本からやってきたここはまだイタリア。
 ここから別の飛行機に乗り換えてスイスへ行かなければならない。
 (これで私はイタリア渡航経験ありってこと? 手続き上は違うのかな?)
 そのため、
 日本から乗ってきたアリタリア航空AZ787便を降りた我々は、
 乗り継ぎのための手荷物検査を受けることになった。

 あらあら?
 またセキュリーティチェックを受けるの?
 やばっ?
 手だぁ、ズボンのポケットだぁ、上着のポケットだぁ、
 いろんなモノがバラバラだよ!
 焦る、焦る。
 相棒は先にセキュリーティチェックを受けて、
 とっとと先に行ってしまうし・・・。

 あっ!そうだ。デジカメの予備電池は危険だっけ。
 っと、千歳空港でのセキュリーティチェックの記憶がよみがえる。
 あっ!機内で使った「写るんです」をX線除けの袋に仕舞い忘れたよ。
 あぁ〜。せっかく写したのにぃ。
 まいっか。
 大丈夫かも知れないし。
 っと、
 こまごましたモノを皿に載せX線検査機に流し、
 ほっと一息。
 あっ!そうだ。
 自分も金属探知器(?)のゲートを通るんだっけ。
 がしかし、
 私がゲートを通ろうとすると、
 ゲートの向こうに立っている検査官が、私に向かって変な仕草をしている。
 ボクシングのファイティングポーズかと思ったら、
 肘を軸にして、その握った拳を広げるポーズ。
 そして、その繰り返し。
 なんだろ?
 上着の中身を見せろってこと?
 上着を脱げってこと?
 すると後ろの方から、
 「リュック、リュック」
 という声がした。
 ・・・・・・・・・。
 リュックを背負ったままだった。(苦笑)
 リュックをX線検査機に流し、
 セキュリーティチェック無事終了。
 また "お間抜け"なことをしてしまった。

 このあと、どこでだったか、
 添乗員さんが注意事項として、
 「荷物はひとまとめにして・・・・」
 というようなことを皆に向かって言っていた。
 これを聞いた相棒曰く、
 「他の皆さんは荷物をいくつもなんて持ってないから、
 あの注意事項は誰に向かって言ってたのか判るね?」
 う〜ん、判るかも。はははっ(←笑ってるよぉ・・・)
 

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